『ヒカリ輝くセカイ』は、FAVORITEより2012年8月31日に発売された
PCゲーム『いろとりどりのヒカリ』のオープニング主題歌です。
前作『いろとりどりのセカイ』OP「アレセイア」と同じく、歌唱はeufoniusさん、作詞はriyaさん、作曲は菊地創さんが担当しています。
FDらしい明るさと爽やかさに満ちた曲調で、シリアス全開の本編とのギャップが印象的な一曲。
雲のようにつかみどころのない、夢のような非実在感を持つ、独特の魅力を放つ楽曲です。
楽曲基本情報
| 作品名 | いろとりどりのヒカリ |
|---|---|
| 発売日 | 2012年8月31日 |
| 曲名 | ヒカリ輝くセカイ |
| 主題歌 | オープニングテーマ |
| 歌唱 | eufonius |
| 作詞 | riya |
| 作曲 | 菊地創 |
| ブランド | FAVORITE |
『ヒカリ輝くセカイ』の特徴
- 明るく爽やかで、シリアスさを感じさせない曲調
- 本編のシリアスなトーンとの大きなギャップ
- 雲や泡のようなつかみどころのなさ、夢のような非実在感
- 地味に光る歌詞の良さ
公式ムービー(OP)
投稿主レビュー
前作『いろとりどりのセカイ』は、正直なところ風呂敷を広げすぎた感が否めず、説明不足・描写不足な部分も多く、
「まだ完成していない物語」という印象を受けるものでした。
それが本作『ヒカリ』をプレイすると、一気に解消されます。世界の成り立ちという根幹部分が深く掘り下げられ、
悠馬や藍、本物の悠馬(ユウマ)といった主要人物はもちろん、白や蓮、時雨や蓮也、とおるといったサブキャラクターの背景や心情まで
細やかに描写されており、「セカイ」の段階では曖昧だった世界観・人物関係が一つにつながる感覚がありました。
前作は良くも悪くも「真紅ゲー」と評されがちでしたが、本作ではその印象を受けませんでした。
真紅は当然重要なキャラクターであり続けますが、他の登場人物たちの過去や現在の描写が数多く積み重ねられ、
真紅以外のキャラクターに意識を持っていかれる場面の方が多いほど。
「キャラゲー」の枠を出て、登場人物たちの生きる姿や想いを描いたヒューマンドラマへと変貌していた、というのが率直な印象です。
本作には、前編では見えづらかったライターのメッセージも色濃く表れています。
登場人物の多くは、意識的にせよ無意識的にせよ、過去の過ちに囚われていますが、
そこで立ち止まらず一歩踏み出せるかどうか――「失敗してもいい、大事なのはそこからどう生きるかだ」
というメッセージが物語全体を貫いているように感じられました。
『いろとりどりのセカイ』をプレイ済みの方には、ぜひ本作もプレイしてほしいところ。
「セカイ」が前編、「ヒカリ」が後編で、この2作をもって初めて「いろとりどりのセカイ」という物語が完結する構成になっています。
ゲームあらすじ
主人公、鹿野上悠馬[かのうえゆうま]は魔法使い。
『自らの生きた時間(思い出)を代償に、他者のいかなる負傷をも治療してしまえる力』を持っている。
舞台は最果ての港町、風津ヶ浜に建つ少し不思議な学生寮、嵐山荘。
その地下室は繋がりを持っていた。
人ではないモノ達が住むという、色鮮やかな異セカイとの繋がりを――
少年はそんな些細(ささやか)な不思議に包まれながらも、当たり前の日々をまるで夢見るように緩やかに、過ごしていた。
‘‘不思議な力を与えてくれる魔法使いの少女。彼女と共に夢の在り処と失ってしまったものの行方を探り’’。
‘‘ちょっとだけ素直じゃない幼馴染に、出不精な生活を世話されて’’。
‘‘学生寮の二階に住むグウタラなお姉さんと、不思議な世界を旅して回る……’’。
そんな変わり栄えのしない時間を過ごしていた、ある日のこと。
満月が丸々とオレンジ色に煌く、夜のこと。
……空からひとりの少女が降ってきた。
「お願いします、魔法使いさん。どうか私を助けてください」
――そうして動き出す、ぼくらの時間。
吹き抜ける海風が頬を撫で……空からまっしろな羽根が降ってくる。
手と手を繋いで見上げた空に、ぼくらはまた恋することを、誓った。
『ヒカリ輝くセカイ』の聴きどころ
明るく透明感のある歌声が、フワフワとしつつも真っ直ぐに進んでいく曲調に乗る一曲。
シリアス全開の本編とのギャップこそが最大の個性であり、夢のような非実在感を味わえます。
『いろとりどりのヒカリ』とは?
『いろとりどりのセカイ』の続編・完結編にあたる作品。
単なるファンディスクの域を超え、前作からのつながりを大切にしながら、
世界観・人物関係・テーマを丁寧に掘り下げ、物語を完成させています。
- 前作で語られなかった世界の成り立ちや人物背景を深く掘り下げ
- 「真紅ゲー」の枠を超えたヒューマンドラマとしての完成度
- 過去の過ちとどう向き合うかというライターのメッセージ性
- 「セカイ」「ヒカリ」の2作で1つの物語として完結する構成
ゲーム購入について
本作はダウンロード販売サイトにて配信されています。
いろとりどりのヒカリ
関連リンク
まとめ
『ヒカリ輝くセカイ』は、明るく透明感のある歌声と、本編とのギャップが独自の魅力を放つOP曲。
夢のような非実在感を持つ、eufoniusらしい一曲です。
『いろとりどりのヒカリ』は、『いろとりどりのセカイ』と合わせて一つの物語を完成させる続編。
掘り下げられた世界観と人物描写で、前作以上の読みごたえを持つ作品です。


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